■喜びは分かち合える。 発想を変えれば・・
以前 公共のカウンセリングルームに
オットの事を相談した時のことです。
オットとの生活の中で いろいろ壁にぶち当たることを
お話したんですが
その中で 私自身が
オットと少しでも共通の時間を大切にしているエピソードをお話ししました。
その中の1つが
共通の楽しみや趣味を持つ。ということでした。
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特異な特性を持つ人は
人と喜びを分かち合えないと言われることが多いですが
大切なのは 特異な特性を持った人が
「今 自分は喜びを分かち合っている!!」と実感することではなく
配偶者や家族や友人自身が 分かち合っていると思えること。なんじゃないかと
私自身の体験から実感しています。
特性を持った人は
喜びなどの感情を自分から伝えることが苦手です。
でも 興味のあることや好きなことに対しては
熱心になったりします。
わが家の場合は 山歩きでした。
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春の山菜採りに始まり
秋のキノコや栗拾いを二人で楽しんでいます。
結婚当初オットは
クモなどの虫が嫌いなことと
自分の想像の範囲を超える事態を想定できない
未知な山歩きが苦手でした。
でも 自分で苦労して採った山菜の美味しさや
仕事や人間関係で疲れた頭をスッキリさせられる
程よい疲れが心地いい山歩きが好きになりました。
確かに 特異な特性を持ってしまった人は
誰かの喜びを自分の喜びとして分かち合うことは苦手かもしれませんが
見かたを変えれば 一緒にいる配偶者や家族・友人が
「分かち合っている」と実感できればいいだけのコト。
発想は変えられそうです。
頭から
「特異な特性を持っているから 無理、、無理、、」と諦めるのではなく
歩み寄る暮らしの工夫をしていきたいと思っています。
もちろん 専門家の方の立場から見れば
「それは 分かち合うって言いません。」って見解になるかもしれませんが
大切なのは いがみ合わずお互いが心地いいと思えることなんじゃないかな・・。
*オットの特性については
未診断のため 症状名を伏せて記事をUPしています。
ご了承ください。