夫の特性『夫の愛情の表し方』ー過去の結婚を振り返ってー
夫は再婚です。
はじめ夫と出会った時の感想は「(この人とは結婚は)ないなぁ」でした。
私の好きなタイプではありませんでした。
それは 顔立ちでなく 醸し出す雰囲気とでもいうのでしょうか
年齢相応の堂々とした感じが全くなかったから。
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確かに 「優しそうだなぁ」とはわかりました。
そんな夫が離婚した理由は 多分、特性のせいでしょう。
前妻さんが その特性に気が付いていたのかどうかは分かりませんが
一緒に暮らすのはストレスが溜まるのは確かです。
しかし夫は なぜ相手から離婚をされてしまったのか
理由は分かっていませんでした。 たぶん今も・・・
「あんなに良くしてやったのに・・」夫の言葉です。
「良くした」というのは 「金銭的に不自由ない暮らし。」
「行きたいところに(本州や九州の旅)連れて行った。」
「義両親にも 金銭的援助をしていた。」などなどです。
それを聞いた婚約時代の私は彼に言いました。
「人の心は お金じゃ買えないんだよ。」と。
前妻さんから離婚を突き付けられたとき
言われた一言は 「あなたのことは家族と思えない。」でした。
前妻さんとは勿論、面識はありません。
でも きっと余程のことだったのでしょう。
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前妻さんは 複雑な家庭環境に育った人でした。
お父様があまり働かず お母さまのパート収入で暮らし
お父様の浮気やお母さまへの暴言・暴力を見て育ったそうです。
前妻さんが お金に対し異常なまでの執着が垣間見れたのは
結婚中つけ続けていた家計簿と通帳を見たときのことです。
まるで二重帳簿のような家計簿と通帳。
どんな方だったか すぐに察しがつきました。
「この世の中で信じられるのはお金だけ。男は信用できない。」と
思ってしまったのでしょうか。 私の個人的想像ですから・・
そんなことが垣間見れる家計簿と通帳でした。
実の父が暴言や暴力を振るうのを見て育ち
結婚して平穏な家庭を築けると思った相手には
理解しがたい性格や価値観 すれ違う心の寂しさ・・。
前妻さんと私が違うところは 私の父親は頑固でしたが
妻である母に暴力を振るっていなかったことと
私の周りには 実の子の様に(私を)可愛がってくれる人たちが
大勢いたこと。
だから 「お金が全てでないと思える」ようになったんだと思えます。
感謝です。
*いま 私はメンタルクリニックに通院治療しています。
時々 記事に対する誹謗中傷を書き込む方がいます。
今の私の精神状態では そのコメントを聞き流す器量がありません。
温かいコメントが欲しい訳ではありませんが ご理解していただけると
幸いです。


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